丸久、マルミヤストアと経営統合、売上高1200億円規模に

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 山口県が地盤の食品スーパー、丸久(山口県防府市)は、同業のマルミヤストア(大分県佐伯市)と経営統合することで基本合意した。

 丸久は「アルク」などの店名で84店舗を展開、14年10月には山口県東部が地盤の同業、中央フードを傘下に収め、グループの店舗数は11月末現在で94店舗となった。

 一方、マルミヤストアは大分県を中心に宮崎、熊本、福岡の4県で41店舗を展開、また、子会社を通じてディスカウントストア21店舗を運営している。

 丸久は15年2月期で874億円、マルミヤストアは15年5月期で375億円の売上高を見込んでおり、統合後の売上高は単純合算で1200億円を超える。

 7月1日付で丸久がマルミヤストアを完全子会社化した上で、社名を西日本リテール・パートナーズ(仮称)に変更、新設する事業会社の丸久とマルミヤストアを傘下に収める。

 持ち株会社となる西日本リテール・パートナーズの社長には丸久の田中康男社長が、副社長にはマルミヤストアの池辺恭行社長がそれぞれ就任する。

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