【訪日外国人】 訪日外国人、年間1300万人超えの見通し
日本政府観光局は11月の訪日外国人客数が前年同月比39.1%増の116万9000人になったと発表した。100万人を超えるのは今年3月から9ヵ月連続。
1~11月の累計では28.2%増の1217万余りとなり、初めて1200万人を超えた。円安の進行に加え、10月からは消費税の免税対象品目が食品や化粧品などにも拡大されており、今後も増加が見込まれる。政府観光局によれば、年間では1300万人を超える見通しだ。
1~11月の累計でみると、国別では82.2%増の221万人となった中国、46.2%増の58万人となったタイ、42.0%増の21万人となったマレーシア、66.9%増の16万人となったフィリピンなどが目立っている。一方、最も多い韓国からの訪日客数は9.3%増の248万人と他のアジア各国に比べて伸び悩んでいる。