【セブンイレブン】食品残さを液体肥料化する研究、産学共同で
セブン-イレブン・ジャパンは、化学メーカーのクラレ、東京農業大学、東北大学などと連携して、店舗から出る食品残さ(生ゴミ)を液体肥料化して、野菜栽培などに活用する研究に着手する。
2015年2月からセブン-イレブン数十店舗にクラレなどと開発した小型生ゴミ処理機を設置。食品残さを液体(分解液)化した上で、分解液を液体肥料化する研究を行う。
できあがった液体肥料はセブン&アイグループの専用農場「セブンファーム」などで活用する。
同社によれば、コンビニエンスストアへの生ゴミ処理機の設置や食品残さの液体肥料化への取り組みは、国内小売業で初めてという。
グループではイトーヨーカ堂が、店舗から出た食品残さを堆肥化してセブンファームで活用している。