【ラオックス】　新宿に自社最大店舗、来春オープン

Tweet

Pocket

 免税品店大手のラオックスは2015年春、東京・新宿に自社最大規模となる「ラオックス新宿本店」を出店する。

 訪日外国人客数は今年１～９月の累計で973万人と昨年の年間実績1036万人を上回るペースで推移している。東京都の調査では外国人旅行者が訪問した場所、一番期待していた場所、一番満足した場所のいずれも「新宿」と回答した割合が最も高かった。このため、ラオックスでは新宿に大型店を出して、外国人旅行客の需要を取り込む。

 新宿本店は新宿３丁目にあるブラザー・交通公社新宿共同ビルの５～８階の４フロアを借り、約2140平方メートルの店舗面積で展開する。来店客がゆっくりとくつろげるスペースを店内に設けるなど、既存店よりも高級感のある店づくりを目指す。

 同社は昨年11月に東京・銀座に「ラオックス銀座本店」を開業、売上高は目標年商の30億円を大幅に上回るペースで推移しているという。今年に入ってからも７店舗を新規出店するなど店舗ネットワークの拡大を急いでいる。