ローソン初の植物工場が秋田で竣工、ベビーリーフを生産
ローソンの全国12ヵ所目となる農業生産法人、ローソンファーム秋田(秋田県羽後町)で11月4日、植物工場が竣工した。ベビーリーフを生産し、11月中旬から順次、東北および関東のローソン店舗約4670店(9月末現在)に出荷する。
ローソンが植物工場で野菜を栽培するのは今回が初めて。LED照明や蛍光灯で植物の光合成を促す完全人工光型で、温度や湿度、養分なども制御、積雪の多い秋田でも年間を通じて同じ品質の野菜を栽培できるメリットがある。
栽培面積は760平方メートルで、年間約31トンの収穫を計画している。栽培したベビーリーフはローソン店頭で販売するだけでなく、中食商品の原材料としても使用する。
植物工場システムは三菱化学が納入した。