ドラッグストア大手のコスモス薬品が発表した2014年6~8月期の連結業績は、営業利益が前年同期比16.9%減の43億円だった。消費税率アップ後も大半の商品で価格を据え置いたことが支持されて既存店売上高は1.6%伸びたが、粗利益率が1.3ポイント低下したことで減益となった。
期間中に8店舗を出店、売上高は11.7%増の1047億円となった。
同社は短期的な減益は覚悟で低価格戦略を継続する方針で、6~11月の半期決算は営業利益が25.2%減の70億円を見込むが、15年5月期通期では売上高が12.7%増の4190億円、営業利益が0.6%増の168億円と増収増益を確保する見通し。