ローソンがポプラと資本業務提携、株式の5%取得

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 ローソンは10月1日、中四国地方が地盤のコンビニエンスストア、ポプラ(広島市)と資本業務提携すると発表した。11月末に契約を結び、ポプラの会長で筆頭株主の目黒俊治氏から発行済み株式の5%を取得する。取得日は12月上旬の予定。

 ポプラは中四国を中心に関東、近畿などで654店舗(8月末現在)を展開しているが、近年は大手コンビニの出店攻勢などもあり業績が低迷、2014年2月期は7億円の営業赤字に陥った。

 両社は今後、商品の共同開発や共同仕入れ、物流インフラの相互利用など業務提携を進めていく方針。

 なお、ポプラは同日、15年2月期連結業績予想の下方修正を発表、4億円の黒字を見込んでいた営業損益が約5億円の赤字となる見通しだ。消費増税と夏場の天候不順の影響が重なり、既存店売上高は4月から8月まで5ヵ月連続の前年割れとなっている。

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