ローソンは２月６日、パナソニックと共同で開発した次世代コンビニエンスストアの実験店舗「ローソンパナソニック前店」を大阪府守口市にオープンした。
「環境配慮」「ICT（情報通信技術）を活用した利便性の提供」「健康の提案」の３つを開発テーマにしており、電力使用量50％削減（2010年比）に向けた省エネ技術、映像と音声でおすすめ商品などの情報を提供するデジタルサイネージ（電子看板）、カメラで撮影した画像で店頭在庫を確認し商品発注につなげる仕組みなどを導入した。
商品面では地元産野菜やアレルゲンフリーの食材などこだわりの食品群の品揃えを強化。店内のリラクゼーションルーム（利用料20分で100円）では、パナソニック製のマッサージチェアや美容家電を使用できる。
売場面積は約211平方メートルと標準的なコンビニの1.5倍ほどの広さ。パナソニック本社敷地内にあるが、一般客も利用できる。