【マクドナルド】 13年12月期の営業益は半減の115億円、既存店6%の減収
日本マクドナルドホールディングスが発表した2013年12月期の連結業績は、営業利益が前期比53.5%減の115億円だった。
値引きプロモーションの抑制などで客足が減り、既存店売上高が6.2%減と苦戦。既存店の改装投資コストなども負担となって、営業利益が半減した。直営店をフランチャイズ店に切り替える際の店舗売却益が減ったこともあり、売上高は11.6%減の2604億円となった。フランチャイズ店舗の売上高を合わせたチェーン全店売上高も4.8%減って、5044億円だった。
14年12月期の業績予想に関しては、売上高が4.0%減の2500億円、営業利益が1.5%増の117億円と減収増益を見込む。
老朽化した74店舗を閉鎖する一方、ドライブスルーを併設した大型店を増やし、商品を宅配する「マックデリバリー」実施店舗も13年12月期に比べて倍増させる。朝食メニューやファミリー客向けのメニューを充実させるほか、低価格帯メニューを展開することで客数を増やす。