【外食売上高】 13年は0.7%増で2年連続のプラス、全店ベース
日本フードサービス協会が発表した2013年の外食売上高(全店ベース)は、前年比0.7%増と2年連続のプラスだった。
景気回復傾向が企業の出店意欲を後押しし、店舗数が1.4%増えたほか、客単価も前年を0.8%上回った。客数は0.1%のマイナスだった。
業態別では「ファミリーレストラン」が3.3%伸びて、外食全体を引っ張った。一方、「ファーストフード」は0.5%減で2年ぶりのマイナス。ハンバーガーチェーンなどの「洋風」が3.9%減と落ち込んだ影響が大きい。
同時に発表した13年12月の外食売上高は、前年同月比1.6%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。年末年始の休日が例年より多く、ファミリーレストラン業態を中心に家族需要、忘年会需要が増えた。ファミリーレストランは5.7%増で8ヵ月連続のプラス。店舗数で全体の半分近くを占める「洋風」が3.3%増となったほか、「焼き肉」が17.2%増と突出している。
ファーストフードは0.3%減で3ヵ月連続のマイナスだった。