ローソン初の植物工場を秋田に、ベビーリーフを生産
ローソンは1月24日、全国で12ヵ所目となる農業生産法人「ローソンファーム秋田」(秋田県羽後町)を共同出資で設立した。ローソンの出資比率は15%。
ローソンファーム秋田ではローソンの系列農場としては初めて植物工場を建設、「ベビーリーフ」を生産する。植物工場は室内のため、気候に左右されることなく野菜を栽培できる。また、農薬を使用しないため、安全・安心をアピールできるメリットもある。
一方で、施設栽培用のハウスなどに比べて初期投資額が大きいことがネックとなるが、ローソンファーム秋田では農林水産省の交付金制度を利用するなどして投資額を抑え、今年5月、小学校跡地で植物工場の建設を始める。
生産したベビーリーフは9月下旬から東北と関東のローソン店舗で販売を始めるほか、パスタやサラダ、調理パンなど中食商品の原材料としても使う。
ローソンは2014年2月期末までにローソンファームを16ヵ所にまで増やす予定だ。