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【ローソン】3~11月期の営業利益は2.4%増の547億円、既存店は0.5%減収

 ローソンが発表した2013年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比2.4%増の547億円だった。既存店売上高(単体ベース)は前年同期比0.5%減と前年実績を下回ったが、粗利益率の低いタバコの売上構成比が27.3%と0.8ポイント低下、逆に粗利益率の高いカウンター商材などファストフードの構成比が1.6ポイント増の22.4%となったことで、全体の粗利益率が31.0%と0.5ポイント改善し、増益につながった。

 タバコの売上げ減少の影響などで全店平均日販は前年同期に比べて6000円低い54万6000円だった。

 店舗数はローソン単体で306店舗純増の1万58店、生鮮コンビニ「ローソンストア100」やエリアフランチャイズのローソン沖縄などを含むグループ全体では406店舗純増の1万1536店となった。

 14年2月期通期の業績見込みは、営業利益が5.7%増の700億円と従来予想を据え置いた。既存店売上高は0.2%減、粗利益率は31.0%を見込んでいる。