【ゼンショー】 通期の営業利益予想を105億円引き下げ、14年3月期

2013/11/08 00:00
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 外食大手のゼンショーホールディングスは11月1日、2014年3月期の連結営業利益が前期比43.5%減の83億円になりそうだと発表した。従来は28.0%増の188億円を見込んでいたが、105億円の下方修正で、一転減益となる見通しだ。

 

 13年4~9月期で既存店売上高が0.8%増の予想を下回り、3.0%減となったことが大きな要因。特に主力の牛丼チェーン「すき家」は既存店売上高が8.0%減と苦戦した。この結果、4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比10.7%増の2276億円、営業利益が51.3%減の43億円といずれも計画を大きく下回った。

 

 昨年11月に買収した食品スーパーのマルヤ(埼玉県)も業績が上向かず、収益の足を引っ張った。ゼンショーはマルヤを通じて栃木県南部の地場スーパー、山口本店(店名「ヤマグチスーパー」)の事業を譲り受けるなど多角化を進めている。

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