ドラッグストア大手のコスモス薬品が発表した2013年6~8月期の連結業績は、売上高が前年同期比14.0%増の937億円、営業利益が6.8%増の52億円だった。
関西の2店舗を含めて14店舗を新設した効果で売上高は2ケタ増となった。既存店売上高も前年同期を上回り、堅調に推移した。粗利益率も0.4ポイント改善して売上総利益は売上高以上に伸びたが、積極出店に伴う販管費の増加が営業利益の伸びを抑えた。
商品部門別の売上高では一般食品が14.6%増の501億円で、売上高全体に占める構成比は53.5%と0.3ポイント高まった。
14年5月期通期の連結業績予想は売上高が12.4%増の3700億円、営業利益が1.1%増の157億円と従来予想を据え置いた。