【西鉄】　マルキョウと資本・業務提携、同社の筆頭株主に

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 西日本鉄道（福岡市）は９月４日、食品スーパーのマルキョウ（福岡県大野城市）と資本・業務提携することで合意したと発表した。

 西鉄が12月をめどにマルキョウの創業者一族から発行済み株式の15％を取得し、筆頭株主となる。

 西鉄は子会社の西鉄ストア（福岡市）とあんくるふじや（佐賀市）が北部九州で食品スーパー62店舗を展開しており、流通事業はグループ売上高の２割強を占める。同じく北部九州を地盤に100店舗弱を展開し、900億円近い売上げ規模を持つマルキョウと提携することで事業基盤の強化を図る。

 両社は今後、商品の共同仕入やプライベートブランドの共同開発、物流センターの共同利用や情報システム面での連携などを軸に提携協議を進める。