相鉄ホールディングスは8月26日、傘下の相鉄ビルマネジメントが運営する横浜駅西口の2つの商業施設、「相鉄ジョイナス」と「ザ・ダイヤモンド」を今後3年間をかけて全館リニューアルすると発表した。
両施設を合わせた売り場面積は3万5600平方メートル、売上高は657億円(2012年度)に達する。両施設の地下1階を一体改装して食品売り場を拡充するほか、地上階では10~30代前半の女性を主なターゲットとしたファッション、雑貨などの専門店を中心に新しいテナントを導入する。
第1弾として今秋、相鉄ジョイナス4階が県内初ブランド10店舗を含む約50店舗を集積して改装オープンする。これを皮切りに16年夏まで順次リニューアルを実施する。
横浜市内では三菱地所が今年6月、「マークイズみなとみらい」を開業するなど大型商業施設の競争が激しくなっており、相鉄グループも基幹施設の全面改装で集客力の向上を図る。