【ローソン】既存店減収も粗利率アップで2.5%の営業増益、3~5月期
ローソンが発表した2013年3~5月期の連結業績は、既存店売上高が前年同期比2.4%減と苦戦したものの、店内ドリップコーヒー「マチカフェ」の導入店舗数拡大(5月末で3542店)やカウンター販売のファーストフード「鶏から」「焼鳥」などがヒットしたことで、粗利益率が向上、営業利益は2.5%増の143億円となった。単体ベースでの粗利益率は0.5ポイント改善の30.8%だった。
直営店を減らしたことで売上高に当たる営業総収入は1.6%減の1194億円となったが、チェーン全店売上高は4771億円と2.0%増えた。
店舗については九九プラス、ローソン沖縄など子会社、関連会社を含めて202店舗を出店(83店舗を閉鎖)、119店舗の純増で5月末でのグループ店舗数は1万1249店舗となった。通期では870店舗の出店(450店舗を閉鎖)、420店舗の純増を計画している。
14年2月期の業績見通しは従来通りで、営業総収入が5.9%増の5160億円、営業利益が5.7%増の700億円を見込む。