【眼鏡専門店】 JINSが東証1部に上場、メガネトップはMBOで上場廃止へ
眼鏡専門店のジェイアイエヌ(東京都渋谷区)は5月30日、東証1部に上場した。同社は1988年に群馬県前橋市で創業。眼鏡のSPA(製造小売業)として低価格を武器に急成長、2006年に大証ヘラクレス市場(現ジャスダック市場)に上場した。
現在、「JINS」などの店名で約200店舗を展開しており、近年はパソコン用眼鏡「JINS PC」の大ヒットなどで成長を一段と加速している。2013年8月期は連結売上高が前期比58.3%増の358億円、営業利益が約1.5倍の67億円を見込んでいる。
一方、ジェイアイエヌなど新興の低価格チェーンに追い上げられて業績が低迷していた業界最大手のメガネトップは5月31日、MBO(経営陣が参加する買収)が終了したと発表した。冨澤昌宏社長の資産管理会社が応募株式のすべてを買い取り、今秋にも上場廃止となる予定だ。