【マクドナルド】 ハンバーガーなど主力商品の一部を値上げ、客単価アップ狙う

2013/04/23 00:00
Pocket

 日本マクドナルドは5月7日から主力商品の一部を値上げする。「ハンバーガー」と「マックシェイク(Sサイズ)」を100円から120円に、「チーズバーガー」を120円から150円に引き上げる。

 

 同社は今年3月まで12ヵ月連続で既存店売上高が前年実績を下回るなど販売が低迷しており、特に客単価の落ち込みが目立つ。一部商品の値上げによって客単価のアップを狙う。

 

 一方、190円の新商品「マックダブル」を投入したり、地域によって190~230円だった「マックフライポテト(Sサイズ)」の価格を150円に値下げしたりするなど、消費者が割高感を抱かないように配慮する。

 

 また、地域別価格体系の見直しにも着手。現在は都道府県を基本単位に全国を6区分して地域別価格を決めているが、これを都道府県に関係なく9区分に細分化する予定。検証のために4月19日から大阪府と岐阜・茨城・宮城各県の約50店舗で270~280円だった「てきやきマックバーガー」を290~320円に、290~320円だった「ビッグマック」を330~360円に値上げする一方、420~490円だった子供向けの「ハッピーセット」を410~480円に値下げする。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態