【コンビニ売上高】 2月の既存店売上高は4.7%減、9ヵ月連続のマイナス
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の2月の売上高は既存店ベースで前年同月比4.7%減の6081億円だった。
既存店の前年実績割れは9ヵ月連続。前年がうるう年だったため、営業日数が1日少なかったことが大きなマイナス要因。そのほか、中旬以降の寒気の到来やタバコ購入者の減少で、客数が4.4%落ち込んだことが響いた。前月に7ヵ月ぶりのプラスとなった客単価は0.4%減と2ヵ月ぶりにマイナスに転じた。
店舗数が5.7%増えたものの既存店のマイナス分を補えず、新店を含む全店ベースの売上高は6695億円で0.9%減少した。
商品別の売上高(全店ベース)は、弁当・総菜を含む日配食品が1.6%増、菓子や飲料などの加工食品が0.3%増とかろうじてプラスを維持したが、非食品は2.4%の減少、チケットなどのサービスは13.0%の大幅減だった。