【セブンイレブン】中国・重慶市に進出、三井物産などと合弁、年内に1号店
セブンーイレブン・ジャパン(SEJ)は3月15日、三井不動産などと合弁会社を設立し、中国・重慶市で出店を始めると発表した。年内に1号店の開業を目指す。
三井物産および同社と提携関係にある中国最大の民営農牧企業、新希望集団傘下の南方希望実業、SEJ100%子会社のセブンーイレブン中国の3社が7月をめどに合弁会社を設立する。出資比率は未定。
重慶市は北京や上海、天津と並ぶ直轄市の一つで、人口約3000万人(そのうち都市部人口は800万人)。2012年の経済成長率が13.6%に達するなど内陸部における中核都市として今後も発展が期待される。
SEJは2004年から北京・天津両市で中国でのコンビニエンスストア事業を本格的に開始、その後、成都、上海、青島へと出店を拡大、13年2月末で約290店舗を展開している。米子会社7-イレブン・インクがライセンス供与で展開している店舗を含めると中国での店舗数は1900店舗強となる。