【トーホーストア】 自動発注システムを全店導入、来年4月から順次

2012/11/20 00:00
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 業務用食品卸トーホーの子会社で食品スーパーを運営するトーホーストア(神戸市)は全店に自動発注システムを導入することを決めた。

 

 来年4月、小型店から順次導入を開始し、2013年度(14年1月期)中に全店に広げる。

 

 同社では10月中旬から「トーホーストア御影西店」(神戸市灘区)の調味料や菓子などのドライ食品(取り扱いアイテムの約65%に相当)で自動発注システムのテスト運用を行ったところ、システム導入前と比較して発注時間が70~80%、商品補充時間も40~50%短縮されるなど業務の効率化が進んだ。また、欠品数を30~50%削減できるなどの成果も出た。

 

 来年3月にかけて乳製品や冷凍食品など他のカテゴリーにも自動発注システムの導入を広げる一方、来年1月からはシステム運用に関して現場従業員の教育を始める。

 

 同社は7月末時点で食品スーパー42店舗を展開、平均売り場面積は500平方メートル弱と小型店が主流となっている。

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