【ローソン】ドコモから「らでぃっしゅぼーや」株式の10%を取得
ローソンは12月をめどに有機・低農薬野菜の宅配事業を手がける「らでぃっしゅぼーや」の株式の10%を同社の親会社であるNTTドコモから取得することで合意した。
NTTドコモは今年8月、らでぃっしゅぼーやを完全子会社化したが、ローソンにらでぃっしゅぼーや株式の一部を譲渡することで提携関係を深める。
株式取得後、ローソンはらでぃっしゅぼーやに物流担当の常勤取締役1人を派遣、ローソンの物流センターをらでぃっしゅぼーやが共同利用することで物流コストの削減を図る。ローソンは提携の進展を見極めた上で将来的にらっしゅぼーやの株式を20%まで買い増し、派遣役員を代表取締役副社長に昇格させることで合意している。
ローソンとらでぃっしゅぼーやは合弁会社「らでぃっしゅローソンスーパーマーケット」を通じてネットスーパー事業を展開しているが、ローソンは保有する合弁会社の株式をらでぃっしゅぼーやに譲渡、らでぃっしゅぼーやは同社を12月12日付けで吸収合併し、「らでぃっしゅぼーやオンラインストア」として再スタートする。