北陸と新潟を中心にスーパーセンター業態を展開するPLANT(福井県坂井市)は10月19日、2015年9月期に売上高879億円、営業利益34億円を目指す3ヵ年の中期経営計画を明らかにした。
12年9月期に比べて売上高で8.8%増、営業利益で14.9%増となる。今後3年は有利子負債の削減を優先し、設備投資を抑える。営業キャッシュフローは有利子負債の返済に極力充当し、14年9月期には現在136億円の有利子負債を100億円未満に減らす。
同社の12年9月期の業績は売上高が前期比1.9%減の808億円、営業利益が1.3%増の29億円だった。売上高は3期連続で減少したが、営業利益は5期連続の増益を確保した。
4月には新潟中越沖地震の被害で07年9月に閉鎖した「PLANTl-5刈羽店」(新潟県刈羽村)の営業を再開、店舗数は21店舗となった。福島第一原子力発電所の事故で閉鎖した「PLANT-4大熊店」(福島県大熊町)については再開のめどが立っていない。