【米ウォルマート】国内既存店が4四半期連続でプラスに、5-7月期

2012/08/20 00:00
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 米ウォルマートストアーズが発表した2012年5~7月期の業績は、主力の米国ウォルマート部門の既存店売上高が前年同期比2.2%増(ガソリン販売を除く)と好調だったことなどから、売上高は4.5%増の1135億3400万ドル、営業利益は4.9%増の66億9800万ドルと増収増益だった。

 

 米国ウォルマート部門の既存店はこれで4四半期連続での増収となり、本格的な復活を印象づけた。原点に回帰した価格訴求の強化が奏効した。

 

 主要3部門のうち残りのサムズ・クラブ(会員制卸)部門も既存店が4.2%の増収と好調で、営業利益は10.1%増と2ケタの伸びを示した。

 

 国際部門の売上高(全店ベース)は6.4%増の320億1600万ドル、営業利益は5.4%増の14億8400万ドルだった。ドル高の影響を除くと売上高は7.2%増、営業利益は11.9%増になっていたとしており、為替の変動で売上げ、利益ともに目減りした。
 

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