【エディオン】「デオデオ」「エイデン」などの店舗名を「エディオン」に統一
家電量販店のエディオンは10月1日付けで店舗名を会社名と同じ「エディオン」に統一する。同社は2002年3月に中国地方が地盤のデオデオと東海地方が地盤のエイデンの持ち株会社として設立、その後、近畿のミドリ電化や東京・秋葉原の老舗家電店である石丸電気などを傘下に収めてきた。
11年10月には事業会社と持ち株会社を統合してエディオンが「デオデオ」「エイデン」「ミドリ」「イシマル」の4ブランドで展開する店舗を直接運営する体制となっている。統合から1年が経つのを機に店舗名も「エディオン」に統一することを決めた。
フランチャイズ店や子会社のサンキューが運営する「100満ボルト」を除く直営の家電店317店舗がストブランド統一の対象となる。
なお、同社の12年3月期の連結業績は売上高が前期比15.8%減の7590億円、経常利益が52.4%減の163億円だった。地上デジタル放送への完全移行でテレビやレコーダーの需要が落ち込んだほか、家電エコポイント終了の反動もなって厳しい業績となった。