ローソンは4月12日、2013年2月期の連結営業利益が前期比6.8%増の660億円になりそうだと発表した。チェーン全店売上高は7.6%増の1兆9640億円、直営店売上高と加盟店からのロイヤルティ収入などを合わせた営業総収入は5.0%増の5030億円といずれも増収を見込んでおり、予想通りの業績を達成すれば10年連続の増収増益で、今期も過去最高益を更新することになる。
前期に計上した震災関連の特別損失などがなくなるため、純利益も34.2%と大幅に増えて334億円になる見通し。
既存店売上高は1.0%増を見込む。前期の5.4%増に比べると伸び率は落ちるが、生鮮食品の取り扱い拡大や総菜の強化などで女性や高齢者など新しい客層を取り込む。国内での新規出店はグループ全体で前期を134店舗上回る900店舗を計画、期末店舗数は550店舗増の1万1007店舗を見込む。
同日発表した12年2月期の業績はチェーン全店売上高が8.5%増の1兆8258億円、営業総収入が8.5%増の4789億円、営業利益が11.2%増の617億円だった。