【吉野家】海外店舗数が500店舗を突破、中国で出店増やす
吉野家ホールディングス傘下の牛丼チェーン「吉野家」の海外店舗数が1月末で500店舗を超え、507店舗となった。中国を中心に出店を加速させており、国内店舗数1172店舗に対して半数近くにまで海外店舗が増えてきた。
海外店舗数の国・地域別内訳は中国が305店、米国が95店、台湾が53店、その他アジアが37店。海外初進出は米国だったが、同国の店舗数は頭打ちで、逆に中国の店舗数は過去5年でほぼ3倍に急増した。
同社では海外展開を成長戦略の柱に据えており、2015年度に国内外合わせて「吉野家」を3100店、「京樽」や「どん」「はなまる」などグループ全体で4500店の達成を目指している。