ローソンが発表した2011年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比8.4%増の497億円となった。第3四半期(累計)としては過去最高。単体の既存店売上高が5.9%増と好調で、9~11月の3ヵ月間でも4.8%増と計画を上回った。
たばこ値上げ効果で売上が伸びた反面、たばこの構成比が前年同期の24.3%から28.3%に高まったことで粗利益率は30.2%と0.5ポイント低下した。10月にリニューアルしたプライベートブランド「ローソンセレクト」の販売が好調なことなどから、たばこを除いた粗利益率は9~11月で0.6ポイント改善しているという。
生鮮コンビニの「ローソンストア100」「SHOP99」を含む国内の店舗数(グループ計)は1万369店で、期初から375店の純増。うち生鮮強化型のローソン(ハイブリッド店)は3441店となっている。