ローソンが発表した2009年8月中間期(3~8月)の連結業績は、営業利益が前年同期比3.6%増の301億円と大手コンビニでは上半期で唯一、増益だった。前年の上半期は赤字だった子会社の九九プラスが5億円の営業黒字となったことなどが貢献した。売上高に当たる営業総収入は39.6%増の2265億円、純利益は3.4%増の160億円だった。
単体ベースでの営業利益は1.1%減の272億円とわずかながら前年を下回った。チェーン全店売上高は0.5%減の7592億円。既存店売上高は2.0%減と、前年同期の5.4%増に比べて大きく落ち込んだ。7月でタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)効果が剥落したため、下半期の既存店売上高も3.0%減を見込む。