【食品スーパー売上高】4月は1.2%増、既存店ベースでは0.6%のマイナス

2011/05/25 11:48
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 日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパー280社の4月の売上高(速報値)は、7924億円で前年同月比1.2%増だった。東日本大震災に伴うまとめ買い需要で昨年4月の統計開始以降で最高の伸びとなった前月(3.6%増)に比べると減速したが、11ヵ月連続のプラスとなった。

 

 今回から公表を始めた既存店ベースでの売上高は0.6%減と前年実績に届かなかった。商品別では畜産が2.8%増となったほか、行楽向けの需要が堅調だった総菜も1.4%伸びた。好天に恵まれたことで衣料品など「その他」も0.1%増だった。

 

 エリア別では、北信越(1.1%増)と中国・四国(1.3%増)は前年をクリアしたが、北海道・東北(0.6%減)、首都圏(0.7%減)など5つのエリアはマイナスとなった。

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