【ローソン】ローソンエンターメディアとHMVを合併、エンタメ事業の柱に
ローソンは共に100%子会社であるチケット販売のローソンエンターメディア(LEM)とCD・DVD販売のHMVジャパンを9月1日付で合併させる。ローソンは、国内コンビニエンスストア事業と海外事業、エンタテイメント・EC(電子商取引)事業を3本柱とするグループ制を今年3月からスタートさせており、合併によって誕生する新会社をエンタメ・EC事業の中核に据える。
新会社の名称は「ローソンHMVエンタテイメント」。LEMが存続会社となって、HMVを吸収合併する。LEMのチケット取り扱い高は約800億円、31店舗を展開するHMVのCD・DVD販売額は約300億円。両社合わせて約850万人の会員の購買データを活用して、娯楽関連コンテンツの販売を強化する。
合併後もHMVのブランドは残し、小型店「HMVスポット」を中心に年5~10店舗のペースで出店を続ける。