【丸井グループ】小売事業は30億円の営業赤字、4~9月期
丸井グループが発表した2009年4~9月期の連結業績は、既存店売上高が10.8%の減収と振るわず、小売事業の営業損益は30億円の赤字(前年同期は5億円の黒字)に転落した。カードの割賦手数料が増えてカード事業は47億円の営業黒字、不動産収入が増えたことなどから小売関連サービス事業が13億円の営業黒字だったため、全体では営業利益15億円(前年同期比61.3%減)となった。売上高は7.7%減の2020億円、純利益は62%減の5億円だった。
既存店の買い上げ客数は3.9%増えたものの、客単価が15.1%のマイナスと大幅に減ったため、既存店では2ケタ減収となった。
10年3月期通期の連結業績については、売上高4240億円(前期比5.2%減)、営業利益100億円(9.4%増)、純利益40億円(前期は87億円の赤字)を見込む。