【セブンイレブン】熊本県で移動販売サービス、地元農協が運営
セブンーイレブン・ジャパンは熊本県で移動販売サービス「セブンあんしんお届け便」を始める。7月21日以降に同県の芦北町、津奈木町、水俣市で6~7店舗を順次開業、これらの店舗を拠点に軽トラックを改造した専用車で周辺地域を巡回し、食品や日用品を販売する。
新たにオープンする店舗と移動販売サービスは、あしきた農業協同組合(JAあしきた)が運営する。JAあしきたがコンビニエンスストア運営のための新会社「JAあしきたコンビニ」を設立、この会社がセブンイレブンと加盟店契約を結んだ。
移動販売用の専用車両はセブンイレブンが開発、JAあしきたコンビニに貸与する。移動販売ではセブンイレブンの商品約150アイテムのほかに、JAあしきたが取り扱う農産品など約50アイテムを販売する。そのほか、シロアリ駆除や法事、墓石の手配、住宅リフォームなどJAの生活関連サービスも受け付ける。
セブンイレブンは5月、茨城県城里町で移動販売サービスを始めた。西日本では今回が初めて。