【マクドナルド】1~9月の営業利益は3%減、通期は増益見通し

2011/11/01 12:41
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 日本マクドナルドホールディングスが発表した2011年1~9月期の連結営業利益は前年同期比3.0%減の215億円だった。東日本大震災や夏場の節電の影響で、3月、7月、8月の既存店売上高が前年割れとなったことが減益につながった。既存店売上高は1~9月の累計で0.6%減だった。

 

 老朽化した店舗や小型店舗の大量閉鎖を続けていることからチェーン全店売上高は4.0%減の3925億円、フランチャイズ加盟店を除く連結売上高は9.3%減の2232億円となった。前期に計上した店舗閉鎖に関わる約103億円の特別損失がなくなったことから純利益は38.3%増の86億円だった。

 

 節電要請解除後の9月の既存店売上高は4.8%増と好調で、通期の営業利益は従来予想通り3.8%増の292億円と増益を達成できる見通しだ。

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