イオンと京セラは住宅用太陽光発電システムの販売・施工で業務提携することで合意した。京セラの太陽光発電システムは訪問販売を主体としてきたが、イオンレイクタウン(埼玉県)とイオンモール日の出(東京都)を皮切りにイオングループが展開するショッピングセンターに販売店舗をテナント出店する。
また、関東エリアの4店舗に設置している住宅リフォーム相談窓口で太陽光発電システムの販売・施工を受け付けるほか、イオンクレジットサービスとイオン銀行が太陽光発電システム用のローン商品を販売する。
京セラは1975年に太陽光発電事業に参入、93年には国内企業として初めて住宅用太陽光発電システムの販売を始めた。政府や自治体は一般住宅への太陽光発電システム設置に対して補助金の交付を始めており、今後の市場拡大が期待されている。
両社によると太陽光発電システムに関してメーカーと小売業が提携するのは、今回が初めて。