【ローソン】新店すべてにLED照明、消費電力35%減
ローソンは今年6月以降にオープンするすべての新店で、LED(発光ダイオード)照明を導入する。同社は2008年2月から既存店42店舗の店内照明と看板でLED光源を使って、実証実験を続けてきた。その結果、従来の蛍光灯に比べて消費電力を約35%、CO2排出量に換算すると月間316キログラム(1店舗当たり)を削減できることがわかったという。
LEDはその特性から場所によって光の当たり方にムラが生じるが、光源の角度を変えるなどしてその問題を解決した。また、太陽光が当たる日中は店舗ガラス面側と店舗奥で照明の明るさを変えるなどの工夫も取り入れた。
LED照明の導入による店舗全体の電気消費量の削減は約5.4%となる。既存店へのLED照明の導入についても、さらに検証を続けながら検討していく。