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【ベルク】販管費削減効果で営業益22%増、3~11月期

 埼玉県が地盤の食品スーパー、ベルクが発表した2010年3~11月期連結業績は営業利益が前年同期比22.0%増の37億円に伸びた。LSP(作業割当システム)の定着により適正な人員配置や効率的な店舗運営が可能となったことなどから、販売管理費を12億円削減できた効果が大きい。従来は半期ごとに計上していた仕入リベートを四半期ごとの計上に変更したことも営業利益を押し上げた。

 店舗については、埼玉県で2店舗、群馬・栃木の両県で各1店舗を新設、売上高は6.3%増の810億円となった。

 11年2月期通期の業績は、売上高が1058億円(前期比3.2%増)、営業利益が45億円(3.7%増)、純利益が26億円(8.2%増)を見込む。仕入リベートを前倒し計上したこともあって、営業利益の伸びは1ケタにとどまる。