【米フレッシュ&イージー】コンビニサイズの小型店「エクスプレス」の出店開始
英テスコ子会社の米フレッシュ&イージーは11月3日、ロサンゼルス市内でミニスーパー「フレッシュ&イージー・エクスプレス」の出店を始めた。小型食品スーパーが主体の同社の標準店の店舗規模は約930平方メートルだが、今回出店した「エクスプレス」は約280平方メートルとコンビニエンスストアを一回り大きくしたほどのサイズ。
標準店の取り扱いアイテム数が5500SKU(絶対単品)であるのに対して、約2700SKUほどにアイテム数を絞り込んだ。日本のコンビニと同じようにサンドイッチなど持ち帰り用の総菜や調理済み食品の品揃えを充実させる一方、野菜や肉などの取り扱いは標準店より少ない。さながら米国版の生鮮コンビニといったところだ。
同社は来年2月末までにあと4店舗の「エクスプレス」をカリフォルニア州南部で出店、販売動向を見ながら出店拡大を検討する。
米国ではウォルマート・ストアーズが今年6月から店舗規模約1400平方メートルの小型食品スーパー「ウォルマート・エクスプレス」の出店を開始、都市部と田舎立地での実証実験を続けている。