【セブンイレブン】買い物弱者向けの宅配実験開始、NTT東などと
セブンーイレブン・ジャパンは都市再生機構(UR)やNTT東日本などと共同で、2月4日から集合住宅に住む高齢者向けに商品の宅配サービスなどの実験を始める。
東京都内にあるURの集合住宅2ヵ所に居住する約500世帯をモニターとし、NTT東日本がタブレット端末(タッチパネル式の携帯パソコン)を貸与、画面を見ながら商品を注文できるようにする。セブンーイレブンは最寄りの2店舗から店頭にある商品を配達するほか、子会社のセブンミールサービス、伊藤忠食品子会社のカジタクと連携し、食事の宅配や家事の代行サービスも受け付ける。また、3月上旬をめどにイトーヨーカ堂のネットスーパー、セブンネットショッピングのネット通販も利用できるようにする。
実験対象となるのは高齢者比率の高い「リバーシティ21」地区の3つの団地(東京・中央区)と「恵比寿ビュータワー」(同・目黒区)で、約半年間実験を続ける。