ドラッグストア大手のコスモス薬品（福岡市）は猛暑効果で季節商品の販売が好調だったことなどから、2011年５月期の業績予想を上方修正した。売上高は７月公表の従来予想より30億円増の2250億円（前期比9.5％増）、営業利益は同じく10億円増の76億円（1.8％減）を見込む。６月から９月までの同社の既存店売上高は、月次ベースで４～８％伸びるなど好調だった。全店ベースでは２ケタの増収ペースを維持している。
同社が発表した10年６～８月期の連結業績は、売上高が前年同期比15.3％増の594億円、営業利益が28.5％増の29億円と好調だった。店舗については九州地区で５店舗、中四国地区で２店舗の計７店舗を新設、これにより８月末での店舗数は363店舗となった。