【全国百貨店】3月の売上高は14.7%減、仙台は61.1%のマイナス

2011/04/28 10:01
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 日本百貨店協会が発表した3月の全国百貨店の売上高は、既存店ベースで前年同月比14.7%減と大幅なマイナスとなった。東日本大震災の影響で被災地の東北で臨時休業や売り場閉鎖があったほか、東京電力管内の関東などの店舗は計画停電により営業時間短縮などを余儀なくされた。また、震災直後から全国的に消費自粛ムードが広がり、主力の衣料品や宝飾品などの高価格商品が売れなかった。

 

 10大都市の売上高を見ると、仙台が61.1%減と落ち込み幅が最も大きく、東京(21.5%減)と横浜(21.7%減)も2割を超える減少。33月3日にオープンした博多阪急の影響を受けた福岡でも全店ベースでは17.4%増となったものの、既存店は12.9%のマイナスだった。

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