【全国スーパー】5月の既存店売上高は1.4%減、2ヵ月連続のマイナス
日本チェーンストア協会がまとめた会員企業60社の4月の売上高は1兆567億円で全店ベースでは前年同月比3.6%増、既存店ベースでは1.4%のマイナスだった。総店舗数が前年同月より154店舗増えたことで、全店ベースでは3ヵ月連続の増収だったが、既存店は2ヵ月連続のマイナスとなった。
既存店ベースでは前月に続いて震災に伴うまとめ買い需要の反動が出たほか、例年より早い梅雨入りや月末の台風の影響などもマイナス要因となった。
商品別の販売動向では、扇風機やエアコン、自転車などの動きがよく、住関品は既存店ベースで0.3%の増収だった。食料品は野菜や鮮魚の動きが悪く2.3%減、衣料品もクールビズ対応のシャツやカジュアルパンツは好調だったものの全体では2.6%のマイナスだった。