【米小売売上高】7月は前月比0.1%減、3ヵ月ぶりのマイナスに

2009/10/13 16:46
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 米商務省が発表した7月の米小売・飲食サービスの売上高(季節・インフレ調整済み、速報値)は前月比0.1%減と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。前年同月比では9.5%のマイナスだった。

 

 業種別の売上高(季節調整済み・インフレ調整前)では、低燃費車への買い換え補助金効果があった自動車・部品販売が前月比2.4%増(前年同月比7.3%減)、医薬品・美容関連販売が0.7%増(同4.1%増)、衣料品・服飾雑貨販売が0.6%増(同7.6%減)、飲食店が0.4%増(同1.0%増)と伸びた。一方、落ち込みが目立ったのは家電販売の1.4%減(同14.6%減)、建材・園芸用品販売の2.1%減(同14.7%減)、ガソリンスタンドの2.1%減(同32.5%減)、百貨店の1.6%減(同11.5%減)などで、不動産市況の落ち込み、ガソリン高、高額品需要の減退の影響が強く出た格好となった。

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