【日本マクドナルド】過去最高の営業利益を達成、1~9月期
日本マクドナルドホールディングスは、2009年1~9月期の連結営業利益が前年同期比23.9%増の176億円となり、2001年の上場以来、過去最高を記録したと発表した。直営店からフランチャイズ店への移管が進んだことで、連結売上高は前年比10.1%減の2768億円となったが、フランチャイズ店を含む全店売上高は3.3%増え、3974億円となった。大型ハンバーガーの全国展開や朝食メニューの追加、ニンテンドーDSを使った販促策などが奏功して、既存店売上高は1.7%伸びた。フランチャイズ店は9月末で1876店となり、全3742店の50%を超えた。
なお、1~9月期の当期純利益は95億円で2.5%の減少。小型店などの閉鎖(1~9月で58店舗)に伴う閉鎖損失の計上や前年同期に日本トイザらス株の売却益があったため。
通期の連結業績予想は変更しておらず、売上高は12.6%減の3550億円、営業利益は20.8%増の236億円、純利益は1.7%増の126億円を見込む。