【ローソン】共通ポイント「Ponta(ポンタ)」に参加、昭和シェルなども
ローソンは、三菱商事子会社のロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)が2010年春から始める企業横断型の買い物ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」に参加することを表明した。
同サービスには、昭和シェルの石油スタンド約3500店、CD・DVDレンタルのゲオ約950店も参加することを決めており、利用者はこれらの店舗を利用した際に共通のポイントを貯めることができ、貯まったポイントで買い物などができる。
ローソンは「ローソンパス」「マイローソンポイント」などの会員カードを発行しているが、その累計会員数は約1000万人を超える。これらの会員カード所有者はカード切り替えなどの手続きをせずに、ポンタのサービスを利用することができる。
企業横断型の買い物ポイントサービスとしては、CD・DVDレンタル大手のTSUTAYAを傘下に持つカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する「Tポイント」が先行しており、ファミリーマートやブックオフなど56社約3万店が参加、Tカードの保有者は約3300万人(2009年9月末)に達している。
これに対抗する形でサービスをスタートするポンタは、サービス開始時に約2000万人の会員を確保、その後3年で会員数3000万人、提携企業数30社を目指すという。