ローソンは9月1日、有機・低農薬野菜などの宅配事業大手のらでぃっしゅぼーや(東京都港区)と合弁会社を設立する。新会社は生鮮食品、加工食品、日用雑貨などの商品開発・生産・販売を行うことを目的とするが、事業の詳細や社名については現在、協議中。
ローソンは2005年から野菜などを取り扱う生鮮コンビニ(ローソンストア100、ローソンプラス)の展開をスタートさせ、10年からは農業法人を設立して野菜の生産にも乗り出している。有機・低農薬野菜の生産、販売にノウハウを持つらでぃっしゅぼーやとの合弁事業を通じて、農産物の取り扱い強化を図る狙いがありそうだ。
合弁会社の資本金は5000万円でローソンが51%、らでぃっしゅぼーやが49%を出資する。
らでぃっしゅぼーやはジャスダック証券取引所上場で、12年2月期の売上高は227億円を見込んでいる。