【食品スーパー売上高】9月の既存店は2%減、全店ベースは前年並み
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパー281社の9月の売上高(速報値)は既存店ベースで前年同月比2.0%減と2ヵ月連続のマイナスとなった。
昨年9月はたばこ増税前の駆け込み需要があり、その反動が出た。また、台風の影響などもあり来店客数が伸び悩んだ。
全店ベースの売上高はプラスマイナスゼロで、前年実績と同じだった。なお、速報値で0.2%減となっていた8月の全店ベースの売上高は10月21日発表の確報値で0.1%増に改訂されたため、全店ベースでの売上高は8月までで13ヵ月連続のプラスとなった。
9月のエリア別売上高は、全店ベースでは北海道・東北(0.7%増)、北信越(0.4%増)、関西(1.5%増)がプラス、既存店ベースでプラスとなったのは北海道・東北(0.3%増)だけだった。