PLANT、原発事故関連で18億円の特損、東電に賠償請求の方針

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 スーパーセンターやホームセンターを展開するPLANT(福井県坂井市)は、2011年9月期第2四半期(10年10月~11年3月)決算において、東京電力福島第一原子力発電所における放射線漏れ事故に関連し、18億円の特別損失を計上する。

 同社の「PLANT-4大熊店」(福島県大熊町)は原発事故により立ち入りが禁止されている「警戒区域」(福島第一原発から半径20キロメートル圏)内に立地しているため、営業再開のめどが立っていない。このため、同店の在庫商品約4億円と店舗関連資産約14億円を特損計上することを決めた。この結果、従来は6億円の黒字を予想していた11年9月期通期の純損益は2億円の赤字となる見込み。

 PLANTでは今回計上した特別損失と同額の損害賠償を東京電力に求める方針だ。

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