【セブンイレブン】地中熱利用の実証実験、コンビニで初
セブンーイレブン・ジャパンは「セブンーイレブン」3店舗で、地中熱を店舗の空調に利用する実証実験をJFEエンジニアリングと共同で行う。
地中の温度は平均約17℃で年間を通して一定している。セブンイレブンでは店舗の基礎として地中に打ち込む支持鋼管を通じて地中熱を吸い上げ、夏は冷房に冬は暖房に利用する。地中熱を利用した空調システムの導入はコンビニエンスストアでは国内で初めてのケースとなる。
エアコンと地中熱利用システムを組み合わせることで、従来のエアコンと比較して消費電力と二酸化炭素排出量を約30%削減できる見込みだ。
両社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から再生可能エネルギー熱利用計測技術実証事業を共同で受託した。